■気になる実際の速度の発表です
ここ数か月、原因不明の体調不良により、まともに記事が書けていません・・・
最新の情報を求めて来られた方には大変ご迷惑掛けております。
それでも暖かくなってきて徐々に体調も良くなってきたので、昨年までのペースとまではいきませんが、徐々にペースを上げていきたいと思います。
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さて、格安スマホを導入しようとしている方が心配していることは、大きく分けて二つあります。
一つは『本当に安くなるのか?』
もう一つは『速度品質は本当に大丈夫なのか?』
今回はその中の一つ、『速度品質は本当に大丈夫なのか?』の答えを紹介したいと思います。
格安SIMの主要11種類の比較データをご紹介していきます。
■MMD研究所様のデータになります
この業界に詳しい人なら、一度は聞いた事がある『MMD研究所』様
携帯のことを色々調べ、その情報は多岐にわたります。
そんなMMD研究所様が出している『格安SIMサービス通信速度調査』より、今月頭に行われた調査結果を紹介します。
上記の画像がそれにあたります。
このグラフは『箱ひげ図』と言う、見慣れないグラフになります。
主にはデータのばらつき度を示すグラフになり、簡単に言うと、箱状になっている部分が狭ければ狭いほど、データがまとまっている。
つまりスマホの速度で言うと、『品質にばらつきが少ない』と言えます。
そういった見方で見ますので、これで分かるのは箱が小さい、『楽天モバイル』と『FREETEL』は比較的速度のばらつきが少ないSIMだと言えます。
次に、箱が上にあるほど速度が速いことを示します。
前から言われている通り、au系のSIMは速度が速く、『UQmobile』やmineo(au版)はやはり箱の上限が上に来ています。
ドコモ系は総じて低い位置にありますが、その中で『FREETEL』と『IIJmio』の奮闘が目立ちます。
特に『FREETEL』は箱も小さく、速度も速いので、かなり優秀なSIMであると言えます。
その他では『NifMo』や『楽天モバイル』が良いのかなって感じです。
■数字のデータはこちら
https://mmdlabo.jp/img_mmd/img2014/20160421_zenkoku_1_600.pngより引用
*クリックで画像が見やすくなります。
さて、そんなグラフを作ったデータがこちらです(上記)
こう見ていくと、『FREETEL』の安定感が凄いですね^^
最高速度こそ凡庸ですが、その速度が変わらずにいる時間が長い事がデータで分かります。
また、主要5都市どの場所でも安定しているのは凄いです。
この中での最速は『UQmobile』
圧倒的な速度になっています。
ただ、au系のSIMだと、SIMフリー機でも未対応になってしまう機器が多いのが残念なところ・・・
この辺りは速度を取るか、機体をとるか・・・
悩ましいところですね^^;
その他では『IIJmio』『楽天モバイル』『mineo(au)』が目立ちます。
速度品質重視の方は、この辺りで検討するのが良さそうです。
■個人的な実感
さて、私もこのブログをやっている立場上、数種類のSIMを使っています。
『NifMo』『DMMmobile』『FREETEL』『楽天モバイル』『ドコモ』『Y!mobile』の6種類(ドコモは格安SIMではないですが^^;)を使っています。
また住まいは静岡の田舎の方(海が近い)地域でのお話しです。
その環境での実感をお話させて頂きます。
1、速度はドコモにはかなわない
ドコモ以外のSIMはほとんどの場合、ドコモ以上になることは無いと思います。
実際に格安スマホを使っていて、データが遅いなーって感じた時でも、ドコモならまあ普通にデータが届きます^^;
特にランチの時間は実感できます。
2、Y!mobileの方が早いと思うことある
そんなドコモも『Y!mobile』にだけは負ける時間があるように感じています。
ドコモもやはり込み合う時間(ランチや帰宅時間)などでは多少遅くなります。
しかし、Y!mobileはその時間でも、いつもとあまり変わらない速度を出してくれます。
3、Y!mobileは圏外になる場所が多い
しかし、そんなY!mobileですが、圏外になる場所が多く感じます。
良く地下鉄とか、駅構内が良くないとか聞きますが、すいません私の生活圏では地下鉄はありません^^;ので、その辺りは実感できていません。
ただ、田舎なので電波は強い方ではなく、田舎の更に田舎部分に行くと4Gが圏外になったりします。
それでもドコモ系はアンテナが1,2本立っているので、さすがだなと思います。
そんな状況でも、3Gは繋がっているので、通話は出来ますが、データの送信は絶望的に遅いです^^;
4、『NifMo』『DMM』は遅くなった
話を格安SIMに戻して、去年の今頃には速度で定評があった『NifMo』と『DMM』。
しかし、現時点では早いとは感じません。
それでも使用にあたって問題は特にないのですが、やはり早い物を持っている(ドコモやY!mobile)ので、比べると使いづらい感じになります。
それでも込み合ってい無い時間なら、速度は5Mbps程度が出ているので、早い物と比べると遅い・・・
そんな感覚が正解だと思います。
5、FREETELは早い、楽天は遅い時があるけれど早いときは早い
最後にFREETELと楽天モバイル。
この2社は基本的に早いです。
調子のいい時間だと、ドコモにも匹敵するし、Y!mobileと同等な数字を出しています。
また、先ほどのデータにあったようにFREETELはいつでも安定して速度が出ています。弱点のランチ時間でも、軽い動画なら見ることも可能です。
一方楽天は、早い時には格安SIMの中(私が使っている)で一番早いです。
しかも断トツに早くなり、他社の2倍程度、数字で言うと40Mbpsなんて数字も良く見ます。
ただ、ランチ時間等込み合う時間はかなり遅くなり、NifMoやDMMよりも遅くなります。
この辺りは純粋に使用者が多いからなのかなって思います。
6、こういった結果からFREETELと楽天を薦めている
こういった実感から、人に聞かれた時にはFREETELと楽天モバイルをおススメしています。
あまり田舎の田舎に行かない人にはY!mobileも薦めていますが、田舎なもので販売店が結構遠いんでよね^^;
Y!mobileの良い所は、しっかりとショップがあるところなので、その利点を生かせないのはちょっと残念ですので、強くは薦めません。
7、しかしFREETELの機体はおススメしていない^^;
でもFREETELの機体についてはおススメしていないです^^;
私が使っているのは『SAMURAI 極』、また友人が『SAMURAI 雅』を買いました。
そのどちらとも、電波のキャッチが甘かったり、こまかい部分の詰めが甘かったりと若干いらっとすることがある機体です。
理解を出来ている人なら、そのコスパを理由に採用しても良いと思いますが、格安スマホ初心者、更に言うとスマホ初心者にはおススメ出来ません。
この辺りは日本製の機体を紹介したり、中古のiphoneなどをおススメしています。
以上です。
私の実感もおおむね今回のデータと似ているので、ある程度信頼が出来るデータだと言っても良いでしょう。
■まとめ
去年に比べ、格安スマホの認知度はかなりあがり、スマホ所有者なら一度は聞いたことがある人が大半になってきました。
なのに、まだ実情が分かっていない人がほとんどで、今回のようなデータをもっと公表していくことが重要なんだと感じています。
今回は『MMD研究所』様のデータを引用させて頂きましたが、時間を見つけて私もデータを公表出来たらと思います。
安かろう悪かろうから脱出している『格安スマホ』
まだ使っていないよって方がいましたら、ぜひご検討頂ければと思います。
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