■安曇野フィニッシュってだけでもう満足です^^
VAIO | 商品情報 | VAIO Phone Bizより引用
去年の今頃ですかね。
あのVAIOからスマホが出る!ってことになり、色々と紆余曲折を得て販売された、『VAIO Phone』
結局は日本通信がデザインと名前借りしただけの不発機に終わり、VAIOも、とばっちりをもらって評価を下げる・・・・
そんなことが去年にありました^^;
しかし、今年はVAIOが自分で企画~販売、そしてVAIOの代名詞でもある『安曇野フィニッシュ』まで実現してのお届けとなり、今回は大丈夫だろうと、期待して良いだろうと期待をしておりました。
そんな機体が先日発売になりましたので、購入者のレビューなどを参考に、もう一度調査してみたいと思います。
■OSはWindows10 mobile
このVAIOの最大の特長が、OSが『Windows』であること。
現在のスマホのOSは、iPhoneなどのiOS、その他のAndroidが主流、と言うか実質的にはこの2種類以外はほとんどシェアがない状況です。
そんな中での第3のOSとなるべくして誕生したのがWindows10mobile。
このVAIOに搭載されているOSです。
このOSの最大の特長は、Windowsとの連携を前提に作られていること。
そもそも連携と言うか、Windowsそのものであったりします。
ですので、エクセルやワードもありますし、PCで作ったエクセルもそのまま使えますし、携帯で作ったものもそのままPCで使えます。
よくスマホは『持ち歩くパソコンだ』なんて言いますが、このWindows10mobile搭載機は、まさしくの言葉通りのスマホになっています。
ですので、ビジネス用としての利用価値が高いスマホになっていて、それに合わせてVAIOのHPもこのようにうたっています。
VAIO | 商品情報 | VAIO Phone Bizより引用
『ビジネスを加速するスマートフォン』の記載の下には、法人さま向けの専用ページへのバナーもあります。
まあ、そもそも機体の名前にビジネスの略語『Biz』と言う字が入っている時点で、ビジネスユーザーに向けているスマホであることが分かります。
と言っても、個人で買うことも使用することも可能ですので、そこは安心をしてください。
■Windowsだから出来ること
さて、このiPhoneでもなく、Androidでもないスマホにしか出来ないことが多くあります。
その1例として『Continuum』(コンティニュアム)と言う機能があります。
これは、PCやTVと接続して、スマホの画面をそのモニターに映すことが出来る機能。
また、キーボードやマウスも無線接続出来るので、あっという間にPC環境が出来上がるんです^^
先ほど言ったように『持ち運べるPC』を本当に実現したんですね!
移動が多く、ノートPCを常に持ち歩いていた人や、一か所で仕事をしない方などには本当に便利な機能だと思います。
『あっちのPCに情報を入れ忘れてしまった・・・』
『PCが違うからメールが受け取れない・・・』
なんて心配が要らなくなります^^
ただ、落としたら本当に一大事ですね・・・・
会社の情報が一気に漏えいした・・・なんてことも今後ありうるかもしれません。
尚、この『Continuum』ですが、このVAIO Phone Bizで使用する際には、別売りのContinuum対応ワイヤレス・ディスプレイアダプターが必要です。
色々と調べてみましたが、このアダプターが最も検索されます。
ScreenBeam by Actiontec | ScreenBeam,Wireless Display,Actiotnec,Wireless HD Video
名前は『ScreenBeam Mini2 Continuum』
ビックカメラなどで約1万円で購入が出来ます。
*購入サイトはこちら(ビックカメラのサイトに飛びます)
http://www.biccamera.com/bc/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=3330152
その他にも、エクセルやワード、またWindows用のアプリが使えたり(全てではない)とWindowsユーザーなら、使い慣れたアプリが使えるのも利点ですね^^
■スペックは中級クラス
VAIOと言えば、イメージ的に高性能機を想像しますが、この機体のスペックは中級機です。
VAIO公式のスペック表です。
VAIO | 商品情報 | VAIO Phone Biz | 仕様より引用
CPUは中級グレードですし、容量も16GBと持ち運べるPCと考えると寂しい感じ。
それでも購入者のレビューなどを見ると、かなり上々な動きをするようなので、Windows10mobile自体が、上手に作ってあるのだと言えます。
これよりもスペックの低いものでも、十分な動作をしていることからも、このことが分かります。
今回のこの機体を作るにあたって、最高の物をと言う企画だったようなので、その辺りはちょっと残念に感じています^^;
■価格は約59,000円
スペック選択|VAIO公式 オンラインストア|VAIO STOREより引用
今回購入にあたり、一番のネックになると思うのが、この価格。
昨今の格安スマホの主流は2万円代のスマホですので、この約6万円の価格をどうみるか・・・
個人的には高いと感じています。
しかし、ビジネスとして使うなら安いのかなー、特にPCを持ち歩けると言う利点から、モバイルPCを持たなくていいと言う環境を考えれば、破格だって方も多いのでしょうか?
ちなみに楽天モバイルでも購入が出来ます。
楽天モバイルより引用
こちらだと値段は一緒ですが、分割払いが出来ます。
ただし、機体だけの購入は出来ませんので、SIMとセットで欲しい方のみの選択になります。
個人的にはSIMとかにあまり詳しくない方は、セットでの購入をおススメしています。
何かあった時の窓口が一か所であるのは、とてもメリットが多いからです^^
■まとめ
さて、長々と再度このVAIOのスマホを確認してきました。
確認して思ったのは、やはり『買いたいけれど、買いづらい機体』であると言うこと。
機体自体は良いだろうし、VAIOの名前だけでも購入したい気持ちになります。
また、Windowsであることへの、探求心も生まれてきます。
しかし、この価格を払ってまで、まだ発展途上のWindowsに移ることは果たしてどうなんだろ・・・?
メイン機として、今まで使っていたアプリが無くなるのは困るし・・・
そんな気持ちが先行して、欲しいけれど実際には買うことが出来ない・・・
このような気持ちになり、買えない人が多くいるのが実情のようです。
実際に、この機体以外のWindows10mobile機体は、中々苦戦していることから、もしかしたら早い未来にこのOS自体が過疎化することも考えられます。
そんなこともあり、胸を張ってお勧め出来ていない機体になります。
でも、良い機体であることには変わりありませんので、欲しい方は購入してみるのも良いと言っておきます^^
せめてもう1,2台良いWindows10mobileが出たら、もっと盛り上がるのにな~・・・
って感じで今回は締めさせて頂きます(笑)
フォローやブログ応援をお願いします^^ブログ運営の励みになります
ついでに読みたい!他の最新記事はこちらです