- ■NuAns Neoは『Continuum』に対応しています。
携帯電話用の Continuum へようこそ - Windows Help
先月に入り、一気にラインアップが増えた『Windows10 mobile』を搭載したスマートフォン。
現在日本で正式に使え、購入出来る『Windows10 mobile』は3種類
・KATANA 01
・MADOSMA
・NuAns Neo(発送は来年)
この3種類のうち、NuAns Neoが『Continuum』に準対応しています。
この『Continuum』は個人的に、世界の流れを変えるかもしれない、第一歩だと思っています。
その位、凄い流れだと感じています。
と言われても『Continuum』?って方も多いと思います。
そこで今回はその『Continuum』について、お話ししたいと思います。
■簡単に言うと、スマホがPCの本体になるってこと
携帯電話用の Continuum のセットアップ - Windows Help
難しく言えば、難しく言えるのですが、それはもっと専門的なサイト様で読んで下さい^^;
ここでは簡単に『スマホをPCの本体として使える機能』として扱います。
使い方は簡単。
この画像のように、PCのモニターの前に座り、スマホをUSBケーブルに指すだけ。
後は、PCの画面にスマホの画面が表示されますので、キーボードやマウスを使って操作するだけです。
Windows10 mobileの最大の利点は、PCのWindows10と大きな差が無い事。
モバイル用に改良はされていますが、基本的にはWindows10です。
なので、PC上で操作することは何の違和感も無く行えます。
更にPCの画面と言っていますが、HDMIの入力が出来れば、TVの画面でもカーナビなどでも使用することが可能です(カーナビにHDMI入力があればですが)
これまでは、大きくてとても持ち運びは出来なかったデスクトップPC。
家などの持ち運びならまだしも、出先は持って行けるけれどかなりの荷物になるノートPC。
持ち運びは簡単だけれども、PCとしての作業は中途半端だったタブレット端末。
こういった色々な機種が出ていましたが、これからはスマホを1台持てば全てが要らなくなる・・・
そんな時代が来る・・・その第一歩が見え始めたのです^^
今はまだスマホの性能不足があったり、認知度の低さなどがあり、PCが要らないとまでは言えませんが、今後この機能がメジャーになると、本当にスマホだけ持っていれば全てが出来るようになる時代が来るのです。
■最大の利点は画面が大きくなること?
実はこの最大のメリットは、画面が大きくなることにあると言われています。
単純に画面が大きいと見やすいってこともありますが、機体のサイズを過剰に大きくしなくても良いって利点があるからです。
現況、どんどんスマホの画面サイズが大きくなっていますが、それによりどんどん機体に掛かるコストが上がっています。
しかし、他社が大きくしていくのにこちらはそのまま・・・では、市場を他社に奪われてしまいます。
そこでこの機能があることが重要視されています。
皆さんは、スマホの画面が大きくて良かったと思うときと、大きくて邪魔だなーって思うときがありませんか?
スマホの画面は、単純に大きいと見やすいし、画面操作もしやすい。
でも大きいと、持つのに不便だし、持ち歩きにも不便になる。
この不便を一気に解決する可能性があるのが、この『Continuum』
画面サイズを過剰に大きくすることなく、上記のことを解決できます。
大きな画面で見たいときは、モニターに繋ぐ。
持ち運びには丁度良いサイズのスマホを選ぶ。
まあ、モニターがあるところまで行かなくてはいけないって不便さもありますが、実際に大きな画面で長時間行いたい作業って、ある程度落ち着いた環境が多いですよね?
それこそ家とか職場とか。
出先で使うのは、電話やLINEや音楽などがメインだったら、過剰な大きさの画面はいりませんよね?
そういった発想からも、今後のスマホライフががらっと変わる可能性も在りうると私はみています
■この発想はマイクロソフトの路線変更の賜物
マイクロソフトは、Windowsの爆発的ヒットで今ではPCと言えばWindowsと言えるくらい認知されてきました。
その販売方法は、『パッケージ販売』
PC1台につき、CDやDVD(昔はFDD)などを使い、OSとしてWindowsを販売する方法をとっていました。
その結果、Windowsが使える機体が増えないと、マイクロソフトが売り上げが伸びない・・・
そんな状況にもあったのです。
ですので、今回の『Continuum』みたいな発想はあったでしょうが、1台の機体でどこでもいつでもWindowsが使える環境は、売り上げが激減するので、タブーだったのです。
しかし、最近のマイクロソフトはその販売路線を変更し、Windowsのソフトで儲けるのではなく、Windowsを使うことで必要になる物を提供し、そこから利益を得る方向に変わっています。
その結果が今回の『Continuum』だし、オフィスソフトのエクセルなどのクラウド化などもその一環でしょう。
1日に何回使うかわからない人がWindowsを使う環境を多く作るのではなく、多くの場所でWindowsが使われる環境を増やす。
そのことで、使われるアプリを開発提供し利益を得る。
PCは以前に比べ出荷台数が減り、安価な市場しか残っていない現状を考えると、この路線変更は正しいのかなと私は感じています。(上記は私の私考です)
■この環境を作るために必要な物があります。
さて、この環境を実現するには、スマホとPCの画面だけでは足りません^^;
Microsoft Display Dock - Microsoft - USA
この画像にあるように、スマホとPCの間に『Display Dock』と言われる製品を入れる必要があります。
この製品にスマホとPCを接続することで、その環境が実現します。
しかし、日本ではまだ発売されておらず、海外で買おうとするとこのお値段・・・
Buy Microsoft Display Dock - Microsoft Store
日本円で約1万2千円です^^;
また、日本では発売が明記されていない為、現状は日本では使うことが出来ません・・・・
■『NuAns Neo』はこの方式では駄目!
現在この機能が使えるとアナウンスしているのは『NuAns Neo』のみ。
しかし、ちょっと方式が異なり、この方法では接続が出来ません^^;
機械的な内部構造によって出来ないとのことです。
しかし、wi-fiを使っての接続は可能で、最近出ている情報では・・・・
ELECOM Miracastレシーバー/ミラキャスト LDT-MRC02 新品価格 |
この製品を使えば、接続が出来るようです。
しかし、またWindows10に対応とは書いていないので、真偽は不明です。
また、キーボードやマウスはスマホに繋げることになります。
USBの有線で繋げるか、Bluetoothなどで繋げる必要があります。
前期のDockを使う時よりも若干面倒臭いですが、一度設定すれば次回からは簡単に接続出来るでしょうから、大きな心配は要らなそうです。
■洗練されるのは次回かな?
さて、便利な機能として紹介してきた『Continuum』ですが、実際にはまだ詳細が不明であったり、スペックの問題があったりで、中々前面に押し出てくる印象の薄い機能です。
便利な機能として徐々に洗練されていった『siri』のように、徐々に改良されていくのでしょう。
その行きつく先は、全てのデバイスを超える『オンリーワンデバイス』になるのか?
便利機能の一つとして、定着する程度に落ち着くのか?
今後のマイクロソフトの運用が楽しみですが、個人的にはこの機能をとても楽しみにしています^^
手軽に持ち運べるPC・・・
何だか未来的でワクワクします^^
ちなみに、今後日本で発売される『Windows10 mobile』が入った、『VAIO』のスマホ。
まだ詳細が明らかになっていませんが、個人的にとっても気になっています。
VAIOなら十分なスペックを有しているはずなので、Dockでの接続も可能になるのでは?
■まとめ
今までどちらとかと言うと、控えめだったWindows勢
今年~来年とかなりの攻勢をかけてきそうです!
今回紹介した『Continuum』も、その際の武器として使われるはず・・・
今後も目が離せない展開になりそうです。
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