■これが最強SIM?
格安スマホを始める場合、必ず『MVNO』と言うところと契約をして、SIMを購入し始めることになります。
しかし、実際に購入してみようとするとこの『MVNO』選びが結構曲者。
会社の数がかなり多くあるし、それぞれプランも異なります・・・
そこで今回からシリーズとして、各MVNOを深く紹介していき、皆さんが購入する際のサポートをしていくことにします。
まず第1弾は『IIJmio』さん
知っているようで知らない『MVNO』のことをご紹介していきます。
■No.1 SIMとの呼び声高きIIJmio
満足度・通信速度No.1 IIJmioが選ばれている理由(評価サイト・記事一覧)
このIIJmioさんを語るとまず初めに出てくるのは、その通信速度の安定度。
画像にあるように、色々な検証会社による検証で、No.1を取ることが多いMVNOになります。
IIJmioは『IIJ(インターネットイニシアティブ)』と言う会社が始めた、通信サービス。
その歴史は長く、21世紀の初めの年2001年から始まっています。
格安スマホと言う言葉が使われるようになったのは、つい最近ですが、その遥か前からサービスを行っていました。
その経験や実績を元に、今も安定した速度を提供し続けています。
■MVNE、MVNAである強み
IIJmioは『MVNO』でありながら、『MVNE』でも『MVNA』でもあります。
言葉の詳しいところはいずれ解説しますが、とりあえず簡単に説明するとこんな感じです。
これをそのまま鵜呑みにすると若干間違いなので、感覚的に理解してください。
まずドコモなどから『MVNE』が通信網の枠を借入れします。
この際に借入するのが『MVNA』で、大きな意味で『MVNE』と同義だと言えるので、このようにしました。(言葉が分からない方は雰囲気で聞いていて下さい^^;)
そして、自らの借入枠をMVNOに貸すことにより、商売をしています。
IIJは『MVNE』でもあるので、自ら借りた枠をMVNOのIIJmioとして使用しているわけです。
ここも感覚的に理解して欲しいのですが、自分が借りた枠をさらに誰に貸している人はどういった感覚で貸すことを行うと思いますか?
もし私なら、自分に影響のない程度に貸します^^;
これは当たり前なことですよね?
そのような感覚でIIJmioは回線が安定する理由があり、安定しているMVNOなんです^^
また、このIIJから借りている他のMVNOも回線の評価高い所が多く(例:DMM.mobile、Wonderlinkなど)
比較的余裕を持った、借入枠があるのだろうと予想出来、今後も通信が安定すると見込まれています。
■サービス内容は?
料金プランは3種類x3種類
まずは、最も安いデータ専用プラン
このデータ専用プランはデータの通信のみしか出来ません。
通話やSMSを使ったメールなどは出来ませんのでご注意を。
タブレットのように、通話をしないよって使い方をしたい人向けです。
高速通信量が3GB、5GB、10GBと分かれており、10GBは3枚のSIMと共用することが出来ます。
お値段は現状で、ほぼ標準の価格です。
次にSMSとデータ通信が出来るプラン。
SMSが使えるようになり、ちょっと便利になったサービス。
こちらも3種類のデータ量があります。
データSIMに起こる『セルスタンバイ』問題が気になる方は、こちらのプランをおススメします。
*セルスタンバイ問題とは、端末の位置情報を確認する為に、何度も基地局と通信を繰り返してしまう現象。
電池の減りが早くなったり、通信出来るのに圏外と表記されてしまったりする現象。
今では多くの機体でこの問題は解決済み。
最後に音声通話付きSIM
こちらもほぼ現在の格安SIMの標準価格。
データSIMの価格に+700円となっており、SMSの機能も入っていますので、このSIMを買えばいつもの通りの使用が可能になります。
■データの繰り越しが可能
IIJmioには便利なサービスが色々あります。
例えば・・・ 『データ繰り越し』
翌月までですが、余ったデータの繰り越しが出来ます。
データは中々使い切るまでいかないってことも多くあるので、とても便利なサービスですね。
■初速バースト+ONOFF機能がかなり便利!
あと、この機能はIIJmioを選ぶ際には忘れてはいけません、と言うかこの機能の為にIIJmioにしたって人も多い機能。
それがこの『初速バースト』です。
このIIJmioのSIMは最初の設定したデータ量を使い切ると、一気に速度が遅くなりずっと200kbpsと言った、かなりの低速になります。
この速度だと、LINEや文章だけのメールだけなら、なんとかこなせますが、webの閲覧はかなり遅くてストレスになり、ダウンロードなんてした日には写真1枚でも数十分掛かることもあります。
そんな状況でもこのIIJのSIMなら、最初の1~2秒程度ですが、通常の速度で通信してくれます。
これがかなり便利で、webの閲覧程度なら、普段と大きく変わらず使うことが出来ます^^
さすがに、データをDLし続ける『Youtube』などはきついですが、普段とそこまで変わらず運用できるのはかなりの強みです。
更にそんな機能と相性が良いアプリも用意があります。
IIJ専用のアプリを使い、いつでも高速状態と低速状態の切り替えが可能になります。
普段高速出なくても良い状態の時には、低速にしておき、動画や大きなデータをダウンロードする際には高速状態にする。
そんな使い方をすれば、クーポン(高速通信のデータ量のこと)を効率的に使うことが可能になります^^
しかも初速バーストのお陰で、低速時もそれなりに使えるので、ストレスが無く節約が出来る・・・
これもIIJmioの人気の一つになっています^^
■初めての人はプリペイドで試せます
格安スマホを始めてみたいけれど、データ通信が遅いとか聞いているし・・・
なんだかちょっと心配・・・
そんな方にお勧めなのが、この『プリペイドパック』
3か月間で2GBの使用料と、お試しには丁度良い価格でのSIMが用意されています。
今お使いのスマホがドコモの物ならば、新しく機体を買う必要も無いので気軽に始めることが出来ます。
データ通信のみのプランになりますが、お試しには丁度良いです。
コンビニのローソンにも売っているので、気になる方はちょっと試してみるのも良いですね^^
尚、購入の際には、使う予定の『SIMサイズ』に気を付けてください。
SIMには標準SIM、microSIM、nanoSIMの3種類があります。
使う予定の機体がどのSIMになるのか、ネットや機体の説明書で調べてから買いましょう。
どうしてもサイズが分からない方には、こういったアダプターが売られています。
新品価格 |
これは一番小さいサイズのnanoSIMを、他の2種類のサイズに交換出来るものになっています。
これがあれば、とりあえずnanoSIMを買っておけば、どのサイズでも対応が出来ます。
しかし、使用に関しては自己責任になりますので、不具合があってもだれも保証は出来ません。
紹介しておきながら、私も保証は出来ません・・・
ただ、他の方も多くが使っているようなので、しっかり使えば特に問題はなさそうです。
■通話費用が半額になるアプリも用意があります
みおふぉんダイアル | 音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio
格安スマホのデメリットの一つとして『定額通話』が無い事があげられます。
最近一部のMVNOで始まりましたが、まだまだほとんどのMVNOは定額ではありません。
その多くは20円/30秒となり、1分電話をすると40円掛かることになります。
それが専用のアプリを使って通話をするだけで、なんと半額にしてくれるサービスがこの『みおふぉんダイヤル』です。
内容は単純にこういった感じです。
みおふぉんダイアル | 音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio
専用のアプリを使うだけで、通話料が半額になります。
その仕組みは専用のプレフィックス番号を頭に自動的に付けることで可能にしています。
ですので、相手に変な電話番号で掛かることはありませんし、アプリが自動的に電話帳を同期してくれるので、登録のしなおしもありません。
本当に簡単なアプリなので、IIJmioに加入したら、ほぼ必須で入っておくべきでしょう。
110や117などには掛けられませんが、自動的に普通の電話に切り替えのアイコンが出てくるので、そのまま掛けることが可能です。(その際には通話料は20円/30秒になります)
ちなみにアプリはこちらになります。
みおふぉんダイアル | 音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio
一応、APPとGoogle playのリンク先を貼っておきます。
APP Storeはこちら
Google playはこちら
みおふぉんダイアルアプリ - Google Play の Android アプリ
■おうちで即日MNPが可能です
今では多くの会社が採用している方式のおうちでMNP方式。
去年の夏くらいまでは、格安スマホにMNP(電話番号をそのままで会社を変えること)する際に、SIMを会社の方で手続きをしたあと、郵送で送ってきていたため最長で数日間携帯が使えない期間が出ていました。
その為、使えない期間があると困る人達が、格安スマホに乗り換えられなかったのですが、今は最短で30分程度使えないだけで済むようになりました。
その流れは・・・
このようになりとても簡単になりました。
IIJの営業終了間近だと、日をまたぐ恐れがあるようですので、昼間の余裕のある時間に行うことがおススメになります。
■セット購入出来る機体はこちら
今回初めてスマホを始める方や、ドコモのスマホを持っていない方は、機体も買うことになります。
今では色々な所で『SIMフリー機』として売っていますので、そちらで買っても良いですが、IIJmioでも機体の用意があります。
それがこの3種類+1
機体の種類としては若干寂しいですが、この3機種(色違いを含む)であれば、ほぼ問題なく使えるでしょう。
と言うか、そういったラインアップをしてきています。
各機体の詳細は別記事にまとめているので、そちらでご確認下さい。
ZenFone2 Laser
HUAWEI P8 lite
arrows M02
■初心者ならセット購入がおススメ
私はこのブログを始めてから一貫して、初心者さんには機体とSIMを同じところで買うことをおススメしています。
理由は簡単で、トラブル時の手続きが簡単だから。
格安スマホはドコモのように店舗が数多くあるわけではないので、トラブルの際には、ある程度自分で解決することが求められます。
と言っても、買ったところに電話をすれば大体は片付くのですね。
その際にSIMと機体を買ったところが別々だと、最悪の場合たらいまわしにされる可能性があるんです、例えば・・・
急に通話が出来なくなって、SIMを買ったところに電話したら・・・
『SIMのせいではない可能性が高いです。機体の販売元に確認をしてみてください』
機体を買ったところに電話したら・・・
『機体のせいではない可能性が高いです。SIMの販売元に確認をしてみてください』
こんな風になる可能性があるのですね^^;
理由はそれぞれが責任を被りたくないってこともあるでしょうが、実は1番の原因が『買った本人』にあったりします。
あなたはもし故障をした場合、その内容をしっかりと電話口で伝える自信がありますか?
ある程度慣れた方なら、内容を伝えられるので、電話口でも解決策が出てきたりします。
しかし、どういった状況なのか分からない場合、電話の相手もどういった状況なのか正確につかめないんです^^;
そうなると、どうしようも無いので、まずは他の状況を確かめてからもう一度連絡をして欲しいとなるんですね。
しかし、これが一つのところで買っていれば話は簡単です。
売っている以上、責任はありますし、なにより解決のマニュアルがあります。
結局はメーカー依頼になってしまうケースが多々ですが、しっかりと窓口になってくれるので、初心者には安心なんです^^
さらにこんなサービスもあります。
端末補償オプション | SIMフリースマートフォン | IIJmio
機体が故障や破損、水漏れなどした場合に、機体を交換してくれ、さらにそれが2日以内で届くサービスがあります。
ただし費用が掛かります。
端末補償オプション | SIMフリースマートフォン | IIJmio
毎月380円(税抜)の費用に、交換時に1回目は5000円、2回目は8000円とプラスの費用が発生します。
もし他で購入した場合、こういった保険的な物は無いので、もし自分がこういったことやっちゃいそうだなーって思っていたら、入っておくだけで安心出来ますね^^
旅行先などにも送ってくれるので、とても便利なサービスになります。
安さだけで選ばれる方が多いのが実情ですが、ドコモなどとはサービスが異なることをしっかりと頭に入れておく必要があります。
■光回線と合わせると毎月600円のお得
IIJは光回線も行っています。
そちらと合わせると、毎月600円、さらに1年間の限定ですが1契約につき毎月150円の値引きが入ります。
家族全員がIIJmioに入れば最大750円の値引きになり、値引き額は合計1350円。
飛びつくほどの値引きではないですが、光回線にも悩んでいる方には丁度いい条件になるかもしれませんね^^
■まとめ
多くの方に支持され、数々の賞を受賞している『IIJmio』
MVNOは接続数の多さがデメリットになり、通信速度を落とす原因になったりしますが、このIIJmioは業界No.2の接続数を誇ります。
そんな状況でのこの通信安定性は、他のMVNOには真似出来ないものです。
機体の選択肢が少ないのがネックですが、この3機種ならどれを選んでも間違いが無いので、初心者にも安心です^^
そんなおススメの『IIJmio』で格安スマホを始めてみたらいかがでしょうか?
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