■650円で新品が買えるって!
MONO MO-01J | docomo Collection | NTTドコモ
3大キャリアの秋冬モデルが発表され、色々と話題も出ています。
その中で最も話題になっているのは、こちらの機種ではないでしょうか?
ドコモ 『MONO MO-01J』
ネットなんかで見るのは、なんとこの機種が650円で買えるって話^^;
650円って言えば、昨日私が食べたランチが750円でしたから、それよりも安い・・・
さて、格安スマホとは毛色がちょっと違いますが、調べてみましたのでご報告を致します。
■まずは機種を調べてみた
MONO MO-01J | docomo Collection | NTTドコモ
まずはMONOがどんな機種なのか調べてみました。
簡易スペック
サイズは、iPhoneと同じくらいの4.7インチサイズ。
iPhoneから移行する人は違和感無いサイズです。
性能は今のスマホ群から言うと、中の下から下の上程度。
使っていて問題は無いでしょうが、高処理(激しいゲーム)などはもたつくでしょう。
機能的には、ワンセグが無い、おさいふケータイがない、話題の最速682Mbpsで受信できるPREMIUM 4GTMに非対応、USB-2.0対応、生体認証(指紋認証など)はないなどなど、色々な機能は省かれています。
防水防塵機能があることだけはドコモのスマホらしいと言えば聞こえがいいでしょうか^^;
とにかく、安い為に色々省いていると言った表現がぴったりな機種になります。
と言うと聞こえが悪いので、フォローをすると、普段使いには大きな問題がないレベルになっているところは合格点でしょう。
個人的にはシンプルですが、ガラス表面で仕上げてきた外観は好印象です。
多くの人に好まれる外観だと言えます。
総合的に見て、650円にする為に用意されたスマホであると言ってもいいのかなって思えるスマホになっています。
ちなみに製造はZTEが行っているようです。
■650円になるには条件があった・・・(やっぱり)
この機体を650円で買うには条件がありました。
当然と言えば当然でしょうが^^;
その条件とは、『端末購入サポート』に加入すること。
その端末購入サポートに加入するには『カケホーダイプラン、カケホーダイライトプラン、データプラン』と言ったいつもの定額プランに加入が必要なこと。
これらの条件を揃えて初めて650円での購入が出来ます^^;
また、1年以内に解約をすると16000円程度の解約金が掛かります。
あと、端末購入サポートに加入しないと、約3万円程度の機種代になるとの予想が出ています。
650円だけと握りしめて、ドコモショップに行ってもそのままは売ってくれないみたいです(笑)
■格安スマホと費用の比較をしてみた
さて、世間では格安スマホへの対抗策として話題になっている『MONO』
実質的に格安スマホへの宣戦布告として見なし、格安スマホとの比較をしてみたいと思います。
ドコモ側は『MONO』、対する格安スマホは現在人気No.1の楽天モバイルと、その楽天モバイルが今一番押している『Zenfone 3』で対決していきたいと思います。
機種対決
性能は言うまでもなく、ZenFone 3の方があらゆる面で勝っています。
ただ、MONOのサイズが4.7インチであること、防水防塵機能があることが有利に働く人も多いですよね。
でも、一般的には1対9程度の割合で、ZenFoneの方をおススメします。
費用対決
一番の問題になるのがこの費用ですね。
650円の機種に対して、楽天は39,800円の機種になり、39,000円以上高い支払いになります。
ではこれに毎月の支払いで比べてみます。
比較表をつけてみたいのですが、ドコモの料金は訳が分からなくて^^;
一般的な料金をドコモのHPから調べてみました。
端末購入サポートに加入するための条件のカケホーダイを入れて、データを2GBにしてみました。
意外にもカケホーダイライトだと2GBのプランを選べないので、最安が7000円となりトータル支払いが高くなることになりました^^;
当然5GBにすればカケホーダイの方が高いのですが、なるべく安くするために一番安いものでみています。
その他、家族割りなどもありましたが、色々と条件がないので、この費用を参考費用とします。
これに端末代の650円が掛かってきますが、誤差として処理します。
そう考えると1年で解約金が発生しなくなるので、1年間使うとすると・・・
6500x12=78,000円
が、年間の費用になります。
次に、楽天モバイルの費用です。
こちらは単純なので分かりやすい^^
ドコモが2GBですが、2GBプランがないため、3.1GBの1600円を比較対象とします。
さらに、ドコモはカケホーダイなので、こちらも定額の楽天でんわ、『5分間かけ放題』オプションの850円を追加します。
さらに機種代を分割で支払うことにすると毎月1791円になるので、そちらも加えていきます。
そうなると合計は・・・
(1600+850+1791)x12=50,892
となります。
以上の結果をまとめると
ドコモ年間:78,000円
楽天モバイル年間:50,892円
となり、27,108円分楽天モバイルの方が安くなる計算にあります。
他の方がやっているように2年縛りでの計算だと、倍になるので54,000円以上楽天モバイルの方がお得となります。
*注意
これはドコモの各種の割引を使える状況なら話が変わってきますし、楽天モバイルも現在ZenFone 3を7000円引きで売っています。
正確な金額の差にはならないことを前提に比較をしていることは覚えておいてください。
さて、比較をまとめると、通常に生活をしているうえで、一回の通話は5分もあれば十分ですから、そういった生活の方なら楽天モバイルが圧倒的に有利です。
また、仕事などで頻繁に電話を長時間使う人はドコモの方が有利になります。
ある程度細かく言うと、毎月に5分以上の会話を50分以上する方は、ドコモの方がお得になります。
■まとめ
今回の結果、まだまだ格安スマホにはドコモは敵わない状況であると言えそうです。
と言うか、毎月の定額の高い費用を下げない限り、何をやっても無駄ですね^^;
総務省からの是正に対する抜け口とも言われていますが、消費者はそんなに馬鹿じゃありませんから・・・
個人的に、もしドコモにするなら、抜け穴的に実質0円に近いiPhoneを買いたいですね。
そっちの方が性能も使い勝手もいいですから・・・・
中々、是正されない3大キャリアの料金体制をそのまま体現したのが今回の『MONO』だと言えそうです。
*今回紹介したドコモのHPはこちら
楽天モバイルのHPはこちら
どのスマホでも使える定額通話のアプリ『楽天でんわ』はこちら
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